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ヘブンズシュガーⅠ【気象系BL小説】

第54章 ラズベリーscene4.5 その6


「違う…」


「あんたはそう思ってても、雅紀を傷つけた罪は消えないからな」


低い声が出た。


「あんたは…人殺しだよ…」


そう言って、俺はにぃの腕に抱かれながら、まっすぐに目を見た。


にぃの目が怯んだ。


そのまま俺たちは、動かなかった。


どれだけ時間が経っただろうか…


にぃの額に汗が浮かぶ。


俺は身体が冷えていた。


達也くんが部屋に来た。


俺が出迎えると、達也くんはぎりっと奥歯を噛み締めた。


「ごめんな…後輩にこんな迷惑かけるなんて…」


「いいの…気にしないで…早く松岡くん見てあげて?」


達也くんがリビングに入っていって、俺の仕事は終わった。




そう、俺の仕事は終わったんだ。




事務所から俺たちに処分が出た。


俺たち嵐は、無期限の謹慎。


にぃたちには、活動停止3ヶ月。


俺たちは仕事以外の外出が禁止されただけだけど、にぃ達は3ヶ月の間、レギュラー以外の仕事を禁止された。


減給処分だ。


俺たちはその穴埋めにも駆りだされた。


雅紀が戻ってきて、また5人の仕事も増えた。


俺たちは、ずっと一緒にいる。


3人で潤の家に住んでる。


近々、引っ越そうかって言ってる。


3人で住みやすい家に。


穏やかで、幸せな時間が流れていく。

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