第54章 ラズベリーscene4.5 その6
潤が俺の首筋を舐める。
熱い…舌…
思わず吐息が漏れる。
ねっとりと絡みつく舌に、俺の中心も熱を持って立上がる。
急に痛みが走る。
潤が俺の首筋に吸い付いていた。
「じゅっ…ダメッ…」
潤はやめない。
強引に俺に吸い付く。
「あっ…もう…ばかぁっ…」
小さな花が俺の首筋に咲く。
顔が離れていくと、ぎゅうっと抱きしめられた。
「和也…」
切ない声だった。
「潤…?どうしたの?」
潤のほうへ向き直って、抱きしめると潤は俺の肩に頭を預ける。
「和也…俺、お前のこと大事だよ…」
ぽつりと呟いた。
体中の皮膚が粟立った。
潤…
潤がこんなに言葉にしてくれることなんてなかった。
「潤…俺も…大事だよ…」
「和也…欲しい…」
潤は俺を立ち上がらせると、バスタブを出た。
俺の手を取って上がらせると、全身洗ってくれた。
そのまま二人で風呂を出る。
リビングに行くと、雅紀がソファの上で丸まってた。
「雅紀…おいで」
潤が雅紀に手を差し伸べる。
雅紀は顔を上げると、無心でその手を取る。
俺の肩を抱え、雅紀の手を取って寝室へ行った。
その夜も、3人で愛しあった。