• テキストサイズ

ヘブンズシュガーⅠ【気象系BL小説】

第7章 華落 2


霧雨といえど、雨だ。


だんだん、制服に染み渡ってきて。


肌が透けて見えた。


「…お前、本当は女なんじゃねえの?」


「は?何言ってんだ?」


「確かめてやるよ…」


手首を掴まれて、すぐ近くのビルの影に引きずり込まれた。


「ちょっ…何すんだよっ!」


「うるせえな…黙れよ」


がつんと顔面に衝撃がきた。


殴られるのなんて初めてだったから、動けなくなった。


そんな俺の制服を、あいつらは面白がって脱がせた。


「わー!二宮くん、立派なのついてるじゃん…」


「本当だ!俺よりでっけえよ!」


ゲラゲラあいつらは笑い続けてる。


ばかじゃねえの…


知らず知らず、俺は口の端を歪めていたらしい。


「何笑ってんだよ…」


いきなり顎を掴まれた。


「立派なモノ持ってるくせによ…顔は女みてぇだよな…」


「そうだよな…顔だけみてたら、こいつ女だわ…」


だんだん、同級生の雰囲気がおかしくなってきた。


「な…に、言ってんだよ…俺は男だ…」


「おい…」


一人が、もう一人に顎をしゃくる。


もう一人の同級生が俺の背後に回った。


俺を後ろから羽交い絞めにした。
/ 771ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp