• テキストサイズ

ヘブンズシュガーⅠ【気象系BL小説】

第53章 ラズベリーscene4.5 その5


雅紀のマンションに着いた。


チャイムを鳴らすと、すぐにエントランスのドアが解錠された。


部屋の前まで行くと、ドキドキしてきた。


考えてみたら、俺から抱かれにくるのなんて初めてだった。


頬が赤くなる。


暫くもじもじしてると、勝手にドアが開いた。


「何してんの…?」


「あっ…ごめ…」


「いらっしゃい…」


雅紀がドアの内側にひっこむ。


俺もドアを開けて中に入る。


喉がからからになった。


喋れない。


雅紀も背中を向けたまま、喋らない。


靴を脱いで上がり込む。


リビングで二人でソファに腰掛けても、まだ喋れなかった。


不意に雅紀が立ちあがってお茶を淹れてくれた。


真夏なのに、熱いごぼう茶…


コイツらしいや…


なにも考えずに口をつけたら、熱かった。


「あちっ…」


思わず呟いたらすぐにティッシュが差し出された。


「お水いる?」


雅紀が心配げに覗きこんでくる。


「ううん…大丈夫…」


そう答えて、俯いてしまった。


堪らなく恥ずかしい。


今まで散々、トイレでやることやってきたのに…


いざちゃんと抱かれるとなると…


初めてみたいでドキドキする…

/ 771ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp