第52章 ラズベリーscene4.5 その4
少し抵抗する。
「やめてっ…にぃっ…」
乱れた服は、最初からボタンを多目に外してある。
襲って下さいと言わんばかりの舞台を俺は整えていた。
上に乗るにぃを見上げた。
少し目を潤ませて。
にぃは気の強い女が好きだから、そこも外さない。
「やめてよっ…こんなことして、ただですまないよ?」
にぃは手にはいらないものを欲しがる癖がある。
俺はあなたには堕ちない。
そう目で教えてやったら、すんなりにぃは堕ちた。
俺の身体を貪った。
薬のせいで、にぃは何度も果てた。
俺が擦り切れるまで続いた。
ぐったりと俺から力が抜けると、にぃは俺を抱きしめた。
「ニノ…ごめん…ごめん…」
俺はにぃの顔を見上げた。
微笑んでやると、涙を零した。
にぃの顔が歪んだ。
「ごめん…ニノ…」
俺の涙を拭いながら、にぃはまた俺の中で蠢いた。
まだ足りないの…?
しょうがないなぁ…
俺が笑うと、にぃは少しホッとした顔をした。
そのまま一晩中、俺は責め立てられた。
にぃ…
地獄をみるといいよ。
だって…
傍には雅紀がいるよ。