第52章 ラズベリーscene4.5 その4
久しぶりの女の身体で、俺は意外なことに、イキまくってしまった。
すべての憂さを女の中にぶちまけた。
コンドームが足りなくなって、ヤケになって生でした。
もうどうでもよかった。
女が気絶しても、攻めたてて久しぶりに枯れるかと思った。
気がついたら朝が来て。
シャワーを浴びて、俺は部屋を出た。
太陽が黄色く見えた。
精算を済ませて、車に乗り込んだ。
女のスマホを持ちだしていた。
俺の番号を消すと、駐車場のボーイにそれを預けた。
忘れ物ですってね。
そのまま家に向かう。
朝帰りに、潤は怒ってた。
でも松にぃと一緒にいたのを知ってるから、それ以上の追求はしてこなかった。
俺は潤の腕に飛び込んだ。
「抱いて…」
「え…?」
「ううん…やっぱりなんでもない…」
「和也…?」
潤は俺の腕を取った。
引き寄せると抱きしめた。
「どうした?」
「なんでも…」
「顔色が悪い」
「ちょと、飲み過ぎたかな…」
「横になろ?和也」
そのまま俺を抱き上げて、潤は俺をベッドに寝かせてくれてた。
「潤…そばに居て…?」
「居るよ…和也が眠るまで…」
「ありがとう…潤」
潤の服の裾を掴みながら、俺は眠りに落ちた。
次の罠のことを考えながら…