第52章 ラズベリーscene4.5 その4
女は俺の顔をみると、使い終わったコンドームを差し出してきた。
そこには白い液体が溜まってて。
松にぃは堕ちた。
身体がまた震えた。
俺は女を連れて、街に出た。
そのままホテルに入った。
約束を果たすため。
女がシャワーをしている間、俺はソファに座ってタバコをふかしてばかりいた。
女なんて、抱くのは久しぶりで。
抱くという行為自体が久しぶりで。
やりかた、忘れたなぁ…
ホテルの窓から外を眺める。
ポケットからコンドームを出した。
妊娠したって騒がれたら面倒だから、こんなものまで用意して…
自分は妊娠なんてできないのに。
好きな人の子供なんて作ることができないのに。
皮肉に笑いが沸いた。
女なんて…嫌いだ。
簡単に妊娠する女なんて…
女がシャワールームから出てきた。
バスタオルを巻いたままの姿。
「さっさと終わらすから」
そういうと、頷いてベッドに乗った。
この女は話が早くていい。
乱暴に抱いた。
抱き方は忘れてなかった。