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ヘブンズシュガーⅠ【気象系BL小説】

第52章 ラズベリーscene4.5 その4


松にぃの部屋に招き入れる。


女は俺の顔をみると、固い表情で部屋に入っていった。


俺はそれを見送って、部屋を後にした。


自分の家に帰ると、震えた。


雅紀を壊してしまうかもしれない。


でも…


俺が雅紀を手に入れるためには、仕方ないことで…


時間が経つのが遅く感じた。


潤はもう眠っていて、俺はその傍にそっと滑り込んで抱きついた。


「ん…かず…?」


「潤…」


縋り付いていたかった。


抱きしめて欲しかった。


「どうした…?震えてる?」


「なんでもない…」


ぎゅっと潤の腕に力が入った。


「和也…俺の傍にいろよ…」


今日でかけたことを咎めているわけじゃないだろうけど…


寝ぼけてるから本音が出たんだろうな…


「ごめんね…潤」


ぎゅっと抱きついたら、潤は安心したようにまた寝息を立て始めた。


俺は眠れずにそのまま胸に凭れてた。


暫くそう過ごしていたら、スマホが鳴った。


女からだった。


証拠ができたから、会ってくれ。


そうかいてあった。


俺は上着を引っ掛けると、車に向かった。


松にぃのマンションに着いたら、エントランスで女が待ってた。
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