第51章 ラズベリーscene4.5 その3
「潤…?」
「ん…どうした?」
「最近、相葉さん凄くかわいいね」
「え?そう?」
「だって、松にぃとセックスするとき、女の子の役なんだよ?」
「あ…まぁ…そりゃ…」
「どんな顔するんだろうね。セックスのとき」
「お前…やめろよ…想像しちゃうだろ…」
「俺、想像しちゃった」
「ばっ…やめろよ…」
「想像したら、めちゃくちゃかわいいよね…相葉さん…」
「もーやめろって…バカ…」
潤はハットを目深にかぶって、目を閉じた。
こんなことで…
何か変わるとは思わないけど…
布石は多い方がいい。
たくさん、ばら撒いていく。
潤の顔をもう一度みたら、頬が赤かった。
案外、うまくいくかもしれない。
教会に着くと、計画通り二人にネタばらしをした。
翔さんはもうわかってたみたいで、もう涙ぐんでた。
大野さんはびっくり仰天な顔のまま、ずっと居た。
その顔がおかしくて、笑いを堪えるのに必死だった。
会場の準備を大野さんのご家族と一緒にして、にぃが大野さんの準備、翔さんの準備は、翔さんのご家族がぜひ、というのでお任せした。
俺は潤の手を引いて、空き部屋に入った。
後ろに相葉さんの視線を感じながら。