第50章 ラズベリーscene4.5 その2
ねえ…
潤、俺らは?
そう言いかけるのをぐっと堪えた。
大野さんや翔さんがああやって正面からぶつかってるのをみて、松にぃも反対されてる実家に話をしに行ったらしい。
相葉さんとの交際を認めてもらうために。
だめだったみたいだけど。
潤はそのことは知らないけど、大野さんたちをみて、松にぃが行動を取ったと相葉さんから聞いた時、正直羨ましかった。
俺は愛されてるの…?
潤、俺とのことどうしていきたいの?
もちろんこのままでもいい。
でも俺達は互いの親に紹介することすらしてない。
相変わらず、結婚はまだかと言われ続けてる。
それを聞く度に、潤の顔が浮かんでは消えて。
人間の道じゃないことはわかってる。
男同士だから、なにも生まれないのもわかってる。
だけど。
もしできるのなら、やっぱり皆に認めてもらいたい。
その気持ちはやっぱり、あるんだ。
潤が、子供なんていらないって言った時から。
俺はずっと一生、潤と一緒にいるって決めたんだから。
ワガママなのかな…
大野さんと翔さんみたいに、どうして俺たちはなれないんだろ。
あの人達よりも先に付き合ってて。
あの人達よりも、ずっと前から愛し合ってるのに…