第49章 ラズベリーscene4.5
こんなことするのは、もう4回目になる。
あれから、またあの二人はテレビ局のトイレでヤってて。
俺と相葉さんはまた覗きに行って。
だめだって思ってるのに、流されてしまって。
でもその時に、何かが俺の中で切れてしまって。
相葉さんの囁いた言葉のせいだ。
「ニノ…かわいい…」
二人がいなくなって、俺達だけになったトイレで、相葉さんが繰り返し俺に囁いた言葉。
無性に嬉しかった。
もっと抱いて欲しくなった。
なんでかはわからない。
でもそれは、俺が一番欲しかった言葉で。
囁かれた途端、イってしまって。
それを見た相葉さんが喜んで。
またかわいいと囁いてくれて。
もっとみたいって言ってくれて。
俺は溺れた。
その時のセックスは、頭がしびれるほど気持ちよかった。
潤からは、貰えないもの。
それを相葉さんは持ってる。
堪らなかった。
終わった後、いつもの自販機まで繋いだ手が熱かった。
自販機の前で、また相葉さんが俺を抱き寄せた。
「…また、シよ?」
俺はこくんと頷いてしまった。