第49章 ラズベリーscene4.5
「あ…智くん…舐めたい…」
「だめだよ…時間ないから…」
「だって…食べさせて?」
「俺が翔ちゃんを食べるよ…」
「智くん…」
「翔ちゃん…」
ふたりの水音が、トイレに響く。
相葉さんが俺の顔を掴むと、自分の方に向かせた。
そのまま目を閉じて、そっと俺にキスをしてきた。
啄むだけのキスを繰り返したあと、俺の口の中に舌が入ってきた。
少しずつ、俺の口の中を舐めていく。
俺は意識が蕩けそうになる。
吐息が漏れた。
相葉さんは俺の顔を見つめた。
じっと俺の顔を見た。
そのまま、相葉さんの顔がまた近づいてきて、俺の唇を貪った。
「翔ちゃん…好きだよ…」
「智くん…俺も好き…離さないで…」
激しい水音が聞こえたかと思うと、がさがさと衣擦れの音。
そこから翔さんの声しか聞こえなくなった。
「あっ…ああっ…智くんっ…そんな吸っちゃだめっ…」
どうやら、舐められてるようだ。
不意に相葉さんが唇を外した。
また俺の顔をじっと見た。
『すき』
唇の動きだけで言った。
そのまま、また唇を塞がれた。
気持ちよかった。