第48章 ラズベリーscene3.5
結局、トイレに入ってしまった。
そっとドアを開けて、また手前の個室に入った。
相葉さんが今度はドアを閉めた。
鍵を慎重に音の出ないようにかけると、俺の顔をチラっとみた。
俺はその視線に気づかないふりをした。
既にコトは始まっていて。
この前は翔さんの声しか聞こえなかったけど、今日は大野さんの声もよく聞こえた。
「翔ちゃ…やばいって…」
「もう我慢できない…智くん…」
それからキスをしている音。
ずいぶんと激しく求め合っている。
二人の荒い息の音、唇を触れ合う水音がトイレに響いていた。
なんとか冷静で居られた。
暫くすると水音がやんで。
衣擦れの音が聞こえたかと思うと、大野さんの慌てた声が聞こえた。
「ちょ、翔ちゃん…そんなに激しくしたら…溜まってるから出る…」
翔さんは何も言わない。
多分。咥えているんだろう…
さっきのとは違う水音が聞こえてきた。
翔さんがどんどん攻めているらしく、大野さんがずっと喘いでいる。
「あぁ…翔…ダメだ…気持ちいい…」
聞いたことのない、男らしい声で。
思わず俺は口を塞いだ。
横を見ると、相葉さんはとっくに口を塞いでいて。