第47章 ラズベリーscene2.5
ドアを身体が入るくらい開けて、そっと中に入る。
一番手前の個室にニノと入る。
ドアは開けておく。すぐ出られるように。
そっと2つ先の個室の声を聞く。
「あっ…やだっ…やめてっ智くんっ…」
どうやら翔ちゃんが責められてるらしい。
リーダーの声は全く聞こえてこない。
荒い息遣いだけが聞こえてくる。
ドタンバタンと音が聞こえるのは、翔ちゃんが抵抗する音か。
「やだぁっ…」
翔ちゃんの切ない声が聞こえる。
暫く衣擦れの音しかしなくなったと思ったら、いやらしい水音が響いてきた。
「やめてよぉっ…」
翔ちゃんの声が濡れてきているのがわかる。
俺は顔がかーっと赤くなった。
いつもすましてる翔ちゃんがこんな甘い声をだすなんて…
思わず口を手で覆う。
そうでもしてないと、何か口から出そうだった。
ニノの方をみると、同じように真っ赤な顔をして口を手で押さえていた。
翔ちゃんのすすり泣く声が聴こえる。
ジュブジュブと淫猥な音がトイレのなかに響いてる。
この音を出しているのはリーダーで…。
妄想映像が頭の中にぶあっと展開した。
「あっ…智くん…だめだよぉ…」
拍車をかけるような、翔ちゃんの声。
やばい。
股間がむくむくしてきた。
「お願い…やめてぇ…」
翔ちゃん…なんてエロい声…
やばい…どうしよう…
ふと横を見ると、ニノと目があった。
潤んだ瞳でこちらを見ている。
なんだお前…
そんな女子みたいな顔して…
こちとらムラムラしてんだぞ。
そんな目で見るなよ。
思わず手を伸ばした。
でも意外にもニノは抵抗しない。
もしかして、こいつもむくむくしてんのか?
ぎゅっと抱きしめてみる。
いつもは抱きしめられるほうだから、抱きしめるのは久しぶりだ。
「ああっ…やだよ…智くん…」
ニノは俺の腕のなかにすっぽり入った。
ぐいっと腰を押し付けてみたら、ニノもやっぱりむくむくしてて。
そのまま後ろの壁に身体を押しつけてみた。
もうどうしようもないくらい俺達は興奮してた。