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ヘブンズシュガーⅠ【気象系BL小説】

第47章 ラズベリーscene2.5


リーダーが俺を引き剥がそうとすると、ニノがグッと身体を近づける。


ニノを引き剥がそうとしたら、俺が更に抱きつく。


二人がかりだから引き剥がせるわけないのに、ずっともがいてた。


これが愛の力なんだねぇ…


リーダーが、ふと顔を上げて翔ちゃんの方をみた。


「え?何してんの?」


今度は松潤が翔ちゃんの後ろに立った。


翔ちゃんが動かないから、今度は大野さんに動いてもらう作戦だ。


二重にしといてよかった。


ほんとこの人達、奥手なんだから…


松潤は俺たちを見て、ニヤリと笑った。


この男、意外とこういうの嫌いではない。


間髪いれず、イスに座ってる翔ちゃんを後ろから抱きしめる。


俺じゃだめか?抱きだ。(古い)


「えっ…」


あまりにも突然のことで、翔ちゃんがびっくりしてる。


この顔が、さっきまで奥歯を噛み締めて怒ってた顔かと思うとものすごくおかしくて。


俺は噴き出すのを必死で堪えた。


この人達、面白すぎる…


「翔くん、あいつらあんなこと言ってるから、今日は俺たち二人で楽しむ?」


「なっ…何言ってんだよ、潤」


「いいじゃん、あんなのほっとけば」


そう言うと、潤はわざとらしく舌を出して唇を舐めた。


大野さんが震えだした。


「えっ…ちょっと待て、潤」


翔ちゃんも焦ってもがきはじめる。


「やめろよ。潤!」


だんだん、大野さんの震えが大きくなりだしたから、ニノと俺は思わず腕を離した。


それでも大野さんはその場から動かない。


ニノが松潤にそっと合図を出す。


松潤はわざとらしく唇をとがらせ、翔ちゃんの頬に近づけた。


突然、大野さんが走りだした。

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