• テキストサイズ

ヘブンズシュガーⅠ【気象系BL小説】

第42章 哀婉scene6


「ここの風呂は、いつでも入れて便利だね」


猫足のついた浴槽。


これは欧州から取り寄せたもの。


この娼館は、こういうところには惜しげも無く金を使っている。


雅紀が俺を後ろから抱きしめながら、浴槽に満々と溜めたお湯に喜んでいる。


「一晩中、いつでもお客さんが入れるように準備してるからね」


俺が言うと、雅紀はちょっとさみしそうな顔をして笑った。


「だよな…ここってそういうとこだもんな…」


ぎゅっと俺を抱きしめると、俺の肩に顔を埋めた。


「雅紀…?今日、変だよ…?」


「ん…俺、ちょっとおかしいかも…」


「どうしたの…?」


「智が欲しくてたまらないんだ…」


「え…?」


「智とずっと…一緒に居たい…」


「雅紀…」


「ずっと居るためなら、なんだってする」


強い声に驚いた。


「智…欲しい」


切羽詰まった声を出したかと思うと、俺の身体を持ち上げた。


俺の後ろに、雅紀の熱い棒があてがわれたと思ったら、一気に貫かれた。


「ああああっ…」


「ごめんっ…智っ…」


雅紀は歯を食いしばると、何度も俺を下から突き上げた。


さっきの情事の残滓があったから、俺の中を滑らかに動く。
/ 771ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp