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ヘブンズシュガーⅠ【気象系BL小説】

第40章 哀婉scene4


「ねえ、何飲む?」


清服の男が、カウンターでこちらを振り返る。


「な、なんでもいい…」


勢いで、この男を一晩買ってしまった。





「ナンバーワン?女も入れて?」


「ソウダヨ。あいつが人気ナンバーワンだよ」


興味が沸いた。


女よりもイイって、どういうことなんだ?





俺はナヨナヨしてるから、衆道なんて全く興味なくて。


どうせ女役をやらせられるから…


絶対にこんな世界に足を踏み入れるもんかって思ってた。


でも…


好奇心に負けてしまった。


試してみたくなったんだ。


「ね…?どうしたの?」


いつの間にか男が俺の前に立ってた。


「あ…わりぃ…」


「緊張してるの?」


「いや…その…」


ふふっと男は笑った。


「名前、教えて?」


「に、二宮」


「ちがう。下の名前」


「あ…和也」


「和也…」


じっと俺を見つめる。


透明な瞳が、眩しかった。


「やめろ…そんなに見るな…」


「ふふ…照れ屋なんだね…」


俺の頬に手を寄せると、唇が降ってきた。


「俺、智っていうの。名前、呼んで?」


「智…」


「男は初めて?」


「う…ん…」


「大丈夫だよ…抱いてあげる…」
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