第39章 哀婉scene3
中に入った時。
驚きしかなかった。
こんなの初めて…
「あ…智っ…凄い…!」
「ああっ…潤っ…もっと奥まで…!」
「智っ…ああっ…最高だよ…!」
熱くうねるそこは、俺を包んでぎゅうぎゅう締め付ける。
ぬるぬるとした液体をつけたから、最高に滑りがいい。
なによりも、智の喘ぐ声が俺を煽り立てた。
「ああっ…潤っ…もっとっ…」
快感を求める智は、もう男でも女でもなくて…
ただ一人、この世にいる智。
不思議な感覚だった。
まさか男を買うなんて…
でもきた男、皆が夢中になるのはわかった。
こんな身体、手放せるもんか…
急に智が起き上がると、ぬるっとした液体を指にまとった。
「潤…ちょっと遊ぼうか…」
「え?」
するりと、俺の後ろに手を回すと、俺の後ろの口に指を当てられた。
「智っ…やめろよっ…」
「大丈夫。もっと気持ちよくなるから…」
そんなとこ、誰にも触れさせたことないのに…!
智は俺の顔を見ながら、つぷっと指をそこへ挿れた。
「あ…潤ったら…柔らかい…」
薄く笑っていうと、指を中に進めた。
「ああっ…やめてっ…」
「潤…かわいいね…」
耳朶を口に含まれながら囁かれたら…
何かが弾けた。