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ヘブンズシュガーⅠ【気象系BL小説】

第38章 哀婉scene2


チャイナドレスの裾から、スラっとした足が伸びていた。


髪がいい具合に崩れてて、頭頂で結い上げられてる。


細いうなじにかかる髪が色っぽくて…


「これ…ヅラなの?」


「うん」


頷くと、俺の手を引いて二階にあがった。


「あ…どこいくの?」


「ん?まぐわう部屋だよ?」


「えっ…」


部屋にはいると、智はソファに沈み込んだ。


「ごめんね。一人目のお客さんが、女装してる俺を抱きたがってさ…」


「あ…そうなんだ…」


「…名前、教えて?」


「あ…雅紀っていうんだ…」


くすっと智は笑った。


「さっき、俺のことチュンレイって呼んだ?」


「あ…ごめん…」


智はくすくす笑う。


「恋人…?」


「あ、うん…」


「振られたの?」


「うん…」


「そっか…慰めてあげる」


智が腕を広げた。


「俺をチュンレイだと思って抱きなよ」


「でっ…でもっ…」


「え…?」


「キミは…キミだし…」


智は目を丸くした。


「だから、えと…」


「ふふ…優しいんだね…雅紀」


雅紀と呼ばれて、どきっとした。


「じゃあ、これ脱いじゃうね」


智がヅラを取って、チャイナドレスも剥ぎとった。


「雅紀…抱いて…?」

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