第36章 チョコフォンデュ
「いっただきまーす!」
テーブルには潤の作った美味しそうな料理が並んでいる。
さっきの鶏肉は皮はぱりっと揚げられて軽く塩を振ってある。
胸肉は鍋になってる。
さっき翔ちゃんが作ってたタレをかけて食べるのだ。
ニノと相葉ちゃんがひげを取ってたもやしは鍋に入ってる。
その他にパスタとかサラダとか。
ほんと潤は器用だなあ…
にゃーがまた俺の膝の上で、腹を見せて寝ている。
「大野さん、おじいちゃんっぽいから、にゃーに懐かれたね」
ニノがくすくす笑ってる。
「もう…好きにしろ…」
そう言ってにゃーのお腹を撫でたら、「にゃ」と短く鳴いた。
酒が入ってたからか、なぜか爆笑してしまった。
「もお。大野さん煩い」
苦情が出たが、笑いは引っ込まなくて。
「だってこいつ…人間かよ…」
膝の上ではにゃーが不思議そうな顔で俺を見上げている。
「ほんと、天然さんなんだから…」
「おい、それ俺のことか」
「違うよ。大野さんのこと言ったの!」
「何で俺の方見て言うんだよ!」
「あーもう、あいばか煩い」
相葉ちゃんとニノが夫婦ケンカを始めたので、俺はにゃーを抱えて窓辺に立った。
ちょっと酔ったかもしれない。