第34章 宮城の夜 5日目
「え…?」
相葉さんが気の抜けた顔をした。
俺はもう恥ずかしくてタオルで顔を隠した。
「ほんとに、それだけ?」
俺は何度も頷いた。
「よ、かったぁ…」
相葉さんが気の抜けた声を出した。
翔さんがふっと笑う。
「じゃあ、ニノ。今日俺たちここで寝てもいい?」
「え…?」
「心もとなくなったんでしょ?倒れちゃったから」
そうなのかな…
「ちょっと準備してくるから待ってて」
そう言うと翔さんと相葉さんは急ぎ足で出て行った。
びっくりして涙が止まってしまった。
その姿勢のまま待っていると、翔さんと相葉さんが荷物を抱えて戻ってきた。
「シャワーしよっか」
翔さんがそう言うと、相葉さんが俺の服を脱がした。
ちょっと惜しい気がした。
翔さんの香り…
グッチのジャージ、肌触りめっちゃよかった…
インナーはヴィトンのシャツだったし…
俺、いつもグンゼなのに…
そんなことを思っていたら、相葉さんに抱えられてバスルームへ連れていかれた。
身体をまた隅々まで洗われた。
点滴を打って元気になっていたから、あっちも元気になっていた。
「あぁ…」