第34章 宮城の夜 5日目
そんなにおかしなこと言ったかなぁ…
ちなみに東京に帰ってからおかしかったことに気づいたけどね。
俺が小首をかしげていると、大野さんが俺に抱きついてきた。
「俺、リーチ短いからいっちばーん!」
「あっ!ズルい!」
そう言って、一番リーチの長い相葉さんも抱きついてきた。
潤と翔さんはほぼ同時に抱きついてきた。
「ぐえー…」
いっぺんに4人きたから耐えられずに後ろに倒れこんだ。
ぎゅーっと4人の体重がかかる。
皆の顔をみたら、笑顔だった。
とっても楽しそうに笑ってた。
…そっか…許してもらわなくていいんだ…
俺、最初から許されてたんだ…
なんだか知らないけど4人揃った笑顔をみていたらそう思った。
「に~の!きにするなよっ」
大野さんが笑いかける。
「そうだよ和は気にし過ぎなんだから…」
相葉さんがまた泣きそうになっている。
「大概、お前悪くないから」
潤がしれっと言う。
「俺たち、フォローするから」
翔さんが優しく笑顔をみせた。
俺は耐え切れずちょびっとだけ泣いた。
恥ずかしかったけど、みんなが上に乗っかってるから、手で隠せなかったし…
皆、俺の顔を見て微笑んでた。