第34章 宮城の夜 5日目
嬉しかったけど、俺がだらしなかったことは否めないし。
だからごめんねって言ったのに…
なんだか異様に皆は気を使ってくれる。
楽屋でのじゃんけんといい…
なんだろ。変なの…
「ありがと…なんか気を使わせてごめんね…」
俺はしょんぼりしてしまった。
俯いていると、なんだか前の4人がわちゃわちゃしている。
顔をあげると、揉み合っている。
「な、何してんの?」
「ニノを抱きしめるのは俺だ!」
相葉さんが声を上げた。
「いいや!俺だ!」
珍しく翔さんがムキになった。
「俺も混ぜろ!」
いやいや大野さん…
「俺も混ざりたい!」
潤まで…
「ちょ、やめろよ…なに言ってんだよ、皆…」
「「「「お前は黙って寝てろ!」」」」
四人に怒られた。
「はい…すんません…」
俺は大人しく横になった。
って、なに?なんかおかしくね?
「あー…あのさ…?」
「「「「なに!?」」」」
殺気立ってる…
俺は身体を起こして正面を向いた。
「じゃ、皆で抱きあお?」
俺の部屋に沈黙が訪れた。
皆の目が点になってる。
「お前…いうことが小悪魔だよな…」
大野さんが感心したような顔で呟いた。