第34章 宮城の夜 5日目
結局、翔さんと相葉さんに抱えられながら俺は会場を早めに出た。
大きなタオルを被せられて、ファンの子に見つからないようにバスに乗り込んだ。
バスに乗ると、めまいがした。
そのまま相葉さんに抱えられながら、ホテルまで戻った。
本当は打ち上げがあるから行かなきゃいけないんだけど…
結局起き上がれなかったから、病院に行くことになって、打ち上げには参加できなかった。
翔さんと相葉さんは付き添うって言ったけど、チーフマネにしこたま怒られてしぶしぶ引き下がった。
あたりまえだよ…
俺が居ないだけでもスタッフさんに失礼なのに…
5人揃ってない上に、健康なメンバーまでいないとなると、顰蹙もんだよ…
病院では脱水と過労と診断されて、ブドウ糖の点滴を打つことになった。
2時間点滴を打たれた。
その間俺はがっつりと眠りに落ちた。
打ち上げのことを気にしながら。
その後、ホテルに帰っていいって言われて、タクシーでホテルに帰った。
まだ打ち上げが終わっていないのか、ホテルのフロアは閑散としていて。
部屋に入ると、俺の荷物が置いてあった。
多分、皆で持ってきてくれたんだろう。