• テキストサイズ

ヘブンズシュガーⅠ【気象系BL小説】

第33章 宮城の夜 4日目


4人目の使者は、すぐに訪れた。


二宮が浮気したショックから立ち直れず、その場から動けずにいると呼び鈴が鳴った。


フラフラと立ちあがってドアスコープを覗くと、櫻井が立っていた。


なにも考えずにドアを開けた。


櫻井が中に入ってくる。


「よかった。まだ起きてたんだ」


にこにこしながら櫻井がソファに座った。


「あ…うん…」


「あれ?雅紀きてたの?」


「え?なんで…」


「だって…」


そう言って親指でベッドを指差す。


大層派手にベッドは乱れて、おまけにローションまで転がっている。


「あっ…うん…そう。相葉さんきてた」


まあ。事実きてた。


一番最初に。


嘘ではない。


櫻井は不思議そうな顔をしていた。


「どうしたのニノ?」


「え…別に…」


二宮は櫻井の顔を正視できない。


罪悪感で。


「さすがに…毎晩だから疲れた?」


「え…うん…」


「ごめんね…昨日は無理やり…」


そう言って櫻井は立ちあがった。


二宮に歩み寄ると、そっと二宮を抱きしめた。


「今日は俺、シないから…」


「え…?」


「だからゆっくりと休みなよ」


櫻井の腕の中は温かかった。
/ 771ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp