第33章 宮城の夜 4日目
松本はそのまま身支度を整えると、二宮に深々と謝った。
二宮は自分の出したものを拭きながら、気にしないでと言った。
もうここまできたら、誰が悪いとかそういう問題じゃない。
「潤は大野さんを好きすぎるんだよね…」
「うん…好きすぎて、わかんなくなる…どうしていいのか…」
松本はベッドに腰掛けた。
「大丈夫だよ。大野さん、初めての男は潤だし、裏切ってないから…」
「うん…わかってるんだけど…」
「潤の気持ち、わかるよ…」
そういうと、背中に手を置いた。
「ただ、幸せにしてあげてよ。それだけが俺の願いだからさ…」
「ありがと、ニノ…」
「俺だってすごく嫉妬するし…」
「え?」
「翔さんも相葉さんも、寄ってくる女、全部蹴散らしたい…」
「ぷっ…」
「え?」
「お前の場合、嫉妬の対象、女なんだな…」
松本は笑った。
「しょ、しょうがないでしょおお!」
二宮は真っ赤になった。
「お前、かわいいな」
そう言って松本は、また軽く二宮にキスをした。
そのまま松本は部屋を出て行った。
「どーしてくれんのよ…中出し野郎…」
二宮はそう呟いて、またバスルームへ向かった。
そのころ第3の使者は、まだ自室で寝転がっていた。