第32章 宮城の夜 3日目その2
大野さんに顔を掴まれて、俺は息もできないほど唇を離してもらえない。
「んんーっ…苦しっ…はぁっ…」
それでも唇を離して貰えないから、翔さんに揺さぶられてる振動と、潤に揺さぶられてる振動が唇でぶつかる。
「はぁっ…やべえよ…ニノと智、エロい…」
潤が悲鳴みたいな声を上げた。
「智くん…もっとニノと舌絡めてよ…」
翔さんまで無茶を言い出す。
「可愛い顔して…二人ともやることエロい…」
潤が呟いた。
「ああっ…もう、イク…智、一緒にイこ?」
「ふっ…潤っ…俺、嬉しいっ…イこ?」
「はぁっ…ニノ…俺も…」
「翔さんっ…俺も…」
大野さんが一際高い声で鳴いたら、全員がイった。
俺はそのまま大野さんの胸へ突っ伏した。
その横へ翔さんが突っ伏して、潤が更に横に突っ伏した。
「お…重い…」
大野さんが呻くと、爆笑した。
「も…こんなことはやらないからな…」
人一倍感じたくせに、俺は言った。
これはクスリのせいであって、俺のせいじゃない…
はずだ。
「ニノ…智とキスしたいなら、それはねーわ」
やめろ…潤。
「そうだよ。こんなエロいことしてるのにみせないなんてズルい」
翔さん…アンタまで…