第32章 宮城の夜 3日目その2
タクシーの中で、翔さんに凭れていた。
おかしい。
身体が疼く。
やたらと熱くてたまらない。
翔さんの息が俺の髪にかかるだけでもなんだか疼く。
くたくたになってるはずなのに。
俺のアソコは半分勃ってて。
「ニノ…?どうした?」
汗ばんでる俺の肩を抱いた。
それだけで堪らなくなった。
「なんでも…ない…」
ぎゅっと翔さんのズボンを握った。
こんなトコで盛ってどうする。
「…身体、熱いよ?」
「そう…?」
そのまま目を閉じた。
眠れなかった。
ホテルに着いたら、翔さんが俺を支えながら歩いてくれた。
後ろから潤も大野さんを支えて歩いてる。
あれ…
大野さんの顔、真っ赤だ。
まっすぐ部屋に向かった。
エレベーターの中で、翔さんの手が腰に回った。
飛び上がりそうなくらい、感じた。
おかしい。
どうしちゃったんだ?
ふと横を見ると、ぎょっとした。
潤と大野さんがキス寸前の近さで見つめ合ってる。
「ちょっ!部屋に帰ってからにしなよっ」
「え?」
潤が振り返る。
「そういうことはまずいっしょ」
「え?なんもしてねーよ」
しれっと言う。
もー…バレバレだから…