第31章 宮城の夜 3日目その1
「ま、さき…これいいね…」
「うん…ゆっくりもいいね…」
しっかりと俺もカズヤを感じた。
やさしく俺を包み込む。
うねりもゆっくりで。
カズヤの吐息が少し大きくなる。
「んーっ…あっ…ああ…」
「感じてる?」
「うん…雅紀を感じてるよ…」
「カズヤ…カズヤ…」
愛おしくて堪らない。
俺はぎゅっとカズヤを抱きしめた。
そのまま奥に向かってぐっと腰を突き上げた。
びくっと身体が跳ね上がった。
「ああっ…ん…たまんないよ…」
「カズヤ…ね、今だけ…」
「え?」
「今だけ俺だけのカズヤになって?」
「…え」
「翔ちゃんのことも和のことも忘れて?」
「雅紀…」
一昨日の夜も和を独占した。
今日もまた、カズヤを独占したくなった。
俺だけブームかな…
「うん…雅紀だけだよ…」
「カズヤ…」
「俺、雅紀でいっぱいだよ…」
「うん…」
「雅紀も、今だけ…俺のことだけ考えて?」
「もちろん…」
たまらず腰が激しく動く。
「ああっ…雅紀っ…」
「ごめん…俺の…カズヤ…」
「雅紀ぃっ…」
ぎゅっとお互いを抱きしめた。