第31章 宮城の夜 3日目その1
「ああっ…あっ…だめっ…」
カズヤが大きくなったかと思うと、先走りがまた出てきた。
「ね、雅紀…」
そう言うと俺を見た。
その瞳は、子犬のようで。
俺のこと信頼しきって、全て委ねてる。
綺麗な瞳。
「愛してるよ…」
カズヤの目が潤んだ。
「嬉しい…雅紀…」
「カズヤが欲しい…」
「うん…俺、全部、雅紀のものだよ…」
「…俺も…全部カズヤにあげる」
「嬉しい…雅紀とずっと一緒にいる…」
「うん…ずっと一緒にいような…」
カズヤがベッドに寝転んだ。
そのまま、俺を誘う。
「ちょうだい…雅紀が欲しいよ」
「うん…俺も欲しい」
コンドームをつけようとしたら、拒否られた。
「今日は中に…ちょうだい?」
そんなこと言われると思ってなかった。
ずっとカズヤはコンドームをつけろと言ってきたから。
びっくりしてたら、カズヤが俺を押し倒した。
「今日は俺が動くね?」
そう言って俺に跨ると、ずぶりと自分から俺を中に入れた。