第31章 宮城の夜 3日目その1
最近、コンサートのリハーサルで忙しくて、全然カズヤをかまってなかった。
でもカズヤは文句ひとつ言うわけでもなく。
ずっと勉強してた。
すごく偉いと思う。
俺は勉強なんて大嫌いだったから。
カズヤのこと尊敬すらしてる。
何かなりたい職業があるみたいで、それに向かって頑張っている。
俺は全力で応援したいなと思ってる。
「カズヤ…ごめんな。一人にして」
「ううん。だって雅紀の仕事だもん」
扱いてやると、あっという間にカズヤはイきそうになって。
「ああっ…やだ…雅紀…」
「なんで?気持よくないの?」
「俺もしたい…」
「いいの。ね、イって?」
そう言って、また咥えた。
カズヤの身体がビクビク震えたかと思うと、俺の口の中に熱いものを放った。
「うっ…ん…」
小さく喘ぐカズヤがかわいくて。
俺はそれを飲み干すと、カズヤを抱えてバスルームへ入った。
「カズヤ、後でもっと気持ちよくしてあげる」
「や…雅紀のスケベ…」
「だって…おまえがここまで会いに来てくれたんだよ?俺、嬉しい」
「雅紀…」
俺の首に手を回すとぎゅっと抱きついた。
「好き…」