第30章 宮城の夜 2日目
「ああっ…ニノっ…いいっ…いいっ…」
「大野さん…ああっ…気持ちいいっ…」
ほとんど同時に俺達は果てた。
大野さんが俺に覆いかぶさってくる。
「ごめん…挿れるの久しぶりだったから…なんかよくわかんなくなっちゃった…」
「ううん…ごめんね…大野さん…」
ぎゅっと抱きしめた。
本当にごめん。
ごめんね。こんなことさせて。
そのまま暫く二人で抱き合ってたら、泣き声が聞こえた。
振り返ると、相葉さんが泣いてた。
「なんだよお!やっぱりお前ら両思いじゃないか!」
「ええ!?」
「なんでそんなセックスできるんだよ!俺達の時は無理矢理だったのに!」
「何、言ってんのよ!?今だって無理やりじゃないか!」
「ちがう!和、そんなリラックスしてなかった!ちがう、ちがう!」
「相葉さん、何言ってんのよ…」
大野さんが俺を起き上がらせてくれた。
「あなたがやれっていったんじゃない…言われなかったら、こんなことしないよ?」
「だって…」
珍しく嫉妬してる。
あんなに駄々っ子みたいになったは初めてだ。
「おまえ、愛されてんな…」
そう言って、大野さんは俺に笑顔を向けた。