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ヘブンズシュガーⅠ【気象系BL小説】

第30章 宮城の夜 2日目


相葉さんの部屋の呼び鈴が鳴らされて、出てみるとカードキーが届いた。


「ちょっと俺、部屋行ってみるよ」


「あ、俺代わりに行くから、リーダーと一緒に居なよ?」


相葉さんがカードキーを受け取った。


「翔ちゃんとこ行ってくるから、少し慰めてあげたら?」


こそっと耳打ちした。


「は?」


「俺、ちょっと見たいなぁ…」


「なっ!何言ってんのよ!」


「しっ…その代わり、松潤を翔ちゃんと二人で説得するよ?」


「え…?」


「どうする?和」


「どうするって…何すればいいのよ…」


「何って…わかってんでしょ?」


「ちょっと…悪趣味だよ…?」


「俺たちだって、嫉妬してるってさっき言ったよね?…俺達の事好きなら、やってよ」


相葉さんの顔から笑みが消えた。


俺が潤を説得することはできない。


火に油なのはわかる。


けど…


こんなのって…


「いいね、和。30分で戻るから、見せてよ?」


そう言って相葉さんは出て行った。


ゴクリとつばを飲み込む。


どうすりゃいいんだよ…


手に汗をかいてきた。


ゴシゴシと服でそれを拭く。


でも…やるしかない…


今頼れるのは、俺の恋人たちしかいないんだ。

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