第4章 夢に舞い、恋に舞う 3
「んっ…」
思わず吐息が漏れて、身体がもっと熱くなる。
そっとお師匠の手がパジャマをどけて、僕の胸板を滑る。
「あっ…」
身体が飛び上がる程の快感が走っていった。
「雅紀…?」
「あ…いや…恥ずかしい…」
「恥ずかしくなんかないよ…」
優しくこめかみにキスすると、枕元にあるスタンドを消した。
「これで…見えないから…」
暗闇のなか、お師匠の熱だけがそこにある。
「翔…さん…きて…」
腕を伸ばしてお師匠の身体を抱きしめる。
「雅紀…かわいいよ…」
「翔さん…」
そっと頬を手が包んだかと思うと、お師匠の唇が首筋に落ちてきた。
「あ…う…」
しっとりと、吸い付くように僕の首筋を愛撫していく。
「あ…あ…う…」
「声…我慢しないで…?」
「でも…」
「いいから…」
首筋から鎖骨のくぼみ、胸板…
お師匠の唇が滑っていく。
その度に僕の口から、僕自身も聞いたことのないような甘い声が漏れた。
「恥ずかしい…」
「恥ずかしくないよ…俺、めちゃくちゃ感じてる…」
「え…」
「だから…声、聞かせて?」