第29章 宮城の夜 3
「もう…何回も謝っただろ…ごめんて…」
潤が泣きそうになってる。
でも俺の手の中のモノはギンギンで。
「大野さん…」
俺はまた大野さんにキスをねだった。
意図がわかったのか、大野さんは素直に応じてくれた。
俺の手に自分の手を重ねて、そっと俺達の手を動かしてくれた。
「ふぁ…やっ…やめろよっ…」
潤がみるみる真っ赤になっていくのが面白かった。
「やっべ…勃った…」
翔さんのつぶやきが聞こえた時、耐え切れなくなって俺と大野さんは笑い出した。
「だめだぁぁ…おっもしろ…」
「ニノ…悪趣味っ…」
そのままゲラゲラ笑う大野さんを連れて、松潤は部屋を後にした。
「おっ!覚えてろよ!お前らっ!遅刻したらただじゃおかねえぞ!」
捨て台詞を残していった。
ほっとした。
あいつの説教1時間くらいかかるから…
「あーよかった…」
伸びをしたら、ふたりがまたじっと俺を見ていた。
「え…?」
「ニノ…詳しく聞かせてもらおうか…」
「リーダーとはいつからあんな仲なの?」
「え…?」
「あれ以上の関係は…あるの?ニノ」
「ないって…だいたい俺、アンタ達とヤるまで男に触られたことなんて無いから」