第29章 宮城の夜 3
大野さんの舌が俺にはいってきた。
俺はそれを絡めとって、気持よくしてやる。
暫くふたりでお互いを堪能した。
唇を離すと、大野さんは微笑んだ。
「むふ…相変わらず、ウマイね…」
「暫くしてなかったもんね…」
そう言って抱きしめ合った。
「おっ…お前らっ…」
「え?」
「い、今のはなんだ…!?」
翔さんが前かがみになりながら言った。
「え?キス」
しれっと答えてやったら、バスローブの隙間から、アレが勃ってるのが見えた。
やっぱりこの人、絶倫認定してもいいのかな…
よく見たら、全員前かがみになってて。
「おい…お前ら…」
大野さんが呆れたように見ている。
「今のぐらいで勃ったの?中学生か…」
そう言って俺と大野さんはまた抱き合った。
「ごめんね…心配かけて…」
「ううん…俺の方こそ…ニノに何も言えなくて…ごめんね…」
「いいんだよ…今は、幸せだから」
「ほんと?」
「うん…この二人、俺の恋人になったの」
「え!?二人とも!?」
「うん…」
ちょっと顔が赤くなった。
ポカーンとこちらをみる三人は無視してやった。