第29章 宮城の夜 3
「待ってって!潤!なに?どうしたの?」
「ニノ…無事か!?」
「え?無事だよ?」
ほっとした顔をした。
大野さんがまた俺に抱きついてくる。
「辛いことなかった?大丈夫?」
「え?だから大丈夫だよ…」
どうしていいのかわからない。
なんでこの二人はこんなに熱くなってるんだろう…
深夜3時だよ…?
そりゃ…言い訳できないようなことしてたけどさ…
ごめんね?声大きくて…
「無事ならいいんだ…」
そう言いながら、やっぱり鼻を動かしている。
「潤…この匂い…」
「ん…?」
そう言って、俺の匂いを二人で嗅ぎ出した。
「あっ…やめろっ…」
慌てて逃げたけど遅くて。
ふたりともおえーって顔した。
「これ、やっぱりアレの匂いだよね?」
「だね」
二人は翔さんと相葉さんに顔を向けた。
「ニノとヤったの?」
「「 はい… 」」
えええええ!?
そんなあっさり認める!?
ちょっちょっ…
どうしてくれんのよ!?
二人とも、目が点になってんじゃないのよ!?
「あっ…あの、これはっ…」
言い出したら、大野さんがまた俺に抱きついた。