第29章 宮城の夜 3
ドアを開けると、大野さんがあからさまに安心した顔をした。
「ニノ、大丈夫?なんかヘンなことされなかった?」
そう言って俺に抱きついてきた。
いや…ヘンなことに自主的に参加してました…なんて言えないな…
「と、とりあえず…入って?」
大野さんが入ってきて、驚いた顔をした。
「な、なんで雅紀までいるの!?」
「あー風呂借りにきた…」
「ニノ…?ほんと?」
「あ、ええ、うん…」
大野さんが鼻をならした。
でも苦虫を噛み潰したみたいな顔をしてる。
「ちょっと待ってて」
そう言って部屋を出て行った。
暫くするとまた戻ってきた。
潤を連れていた。
「え?なに?なんなの?」
わけがわからないという顔をして部屋に入ってきた。
「あれ!?なにこれ!?なんで?」
潤が、翔さんと相葉さんの顔を交互に見てる。
「まっ…まさか!お前らっ!!」
「ちっ…ちがうっ!誤解…いや、正解だけど、誤解っ…」
「なにいってんだ!?この野郎!」
殴りかからんばかりの勢いで、潤が相葉さんに掴みかかる。