第28章 宮城の夜 2
そのまま、翔さんは愛おしそうに相葉さんの頭を撫でている。
相葉さんは翔さんを見上げて微笑んでいる。
なんだろ…これ。
なんか見せつけられてる気分。
不思議な気分。
二人とも、俺の恋人なのに。
相葉さんは翔さんを口から出すと、ごくんと喉を鳴らした。
「おいしい。翔ちゃんの久しぶりに飲んだ…」
そういうと、翔さんにキスをねだる。
もう顔がゆるんでぽーっとしてる。
ゾーンに入ってるな…これ…
翔さんは相葉さんを抱き寄せるとキスに応えた。
それは俺がみたことのある、あのキスと同じだった。
二人でなにかを分けあってるようなキス。
俺じゃなくて、二人でなにかを。
キスが終わると、相葉さんがカバンからコンドームを出した。
素早くつけると、今度はローションを指につける。
翔さんの後ろに指を這わすと、指を動かし始めた。
「あ…雅紀…ゆっくりな…」
翔さんは目を閉じた。
「ん…」
吐息が漏れた。
「翔ちゃん、柔らかいよ…」
そういうと、翔さんは真っ赤になった。
「そういう実況いらないから…」