第28章 宮城の夜 2
「だって、俺達の可愛い子ちゃんがあのどSに抱かれたらどうする?帰ってこなくなるかもしれないよ?」
「あ…」
「雅紀、潤の可愛い子ちゃんを…」
「ああああ~~!それ言っちゃだめええ!!!」
「え?なに?なんの話?」
話が見えなくて思わず割って入る。
「かず、なんでもないんだよ…!」
相葉さんが引きつった笑顔を見せる。
「ニノ、雅紀はね潤の可愛い子ちゃんをね…」
「やぁめぇろおおお!!!」
相葉さんが慌てて翔さんの口を塞ぐ。
「なんの話しよ…まさかあなた、大野さんを抱いたって話しじゃないよね…?」
俺はベッドの横で仁王立ちした。
「ひぃっ…」
相葉さんは顔を隠してしまった。
「違うんだよ…ニノ…勉強だよ?」
翔さんは余裕綽々の顔で言う。
「翔さんは…?そんとき何してたの?」
一瞬、ギクリとしたのを見逃さなかった。
「…見てただけだよ?」
「嘘つけっ!口んなかツッコんで腰振ってただろうがっ!」
「あっ!雅紀っ!」
「おーまーえーらー…」
「ちっ!ちがう!潤がいいって言うから!」
「そうだよ!松潤が勉強しろっていうから…!」
俺は冷たい目を二人に向けた。