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ヘブンズシュガーⅠ【気象系BL小説】

第25章 カズヤⅣ


翔の厚い胸板が俺を包むと、もうどうしようもない安堵が湧いてきて。


そのまま俺は脱力した。


声の出ない俺の目をじっと見て、翔は俺を愛撫する。


俺がどうして欲しいのか、翔の目は見逃さない。


「カズヤ…好きだよ…」


そう優しく囁いてくれる。


俺の中に入っても、優しく優しく動いてくれた。


やがて俺が果てたら、翔は暫く動きを止めて、俺の中でじっとしていた。


「カズヤ…なんで心、開いてくれないの…?」


俺は目を逸らした。


翔の目が、雅紀みたいにまっすぐだったから。


汚れた自分を見られたくなかった。


「俺達じゃ頼りないの?」


そんなことない。


そんなことないよ。


俺が汚れているから。


お兄さんたちの傍に居られないんだよ。


だから甘えられないんだよ。


全てあきらめてるんだよ。


乾いた心がそう言ってた。


俺は翔に目を向けると微笑んだ。


翔はそれをみて、悲しそうな顔をした。


なんで?


ごめんなさい。


そんな顔しないで。


翔の顔を両手で包む。


引き寄せるとキスをした。


翔の口の中を愛撫すると、翔はたまらず動き出した。


激しく腰を俺に打ち付けると、翔は果てた。


「カズヤ…」


そう一言つぶやくと、俺をぎゅっと抱きしめた。
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