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ヘブンズシュガーⅠ【気象系BL小説】

第24章 カズヤⅢ


でも二人の大事な人に悪いと思った。


「お、れ、高校でたら、でてく…」


そう言ったけど、翔に怒られた。


「バカ!そんなこと考えるな。お前はまだ子供なんだから」


「そうだよ。大学だって考えていいんだからね?」


俺は目を見開いた。


「そん、な…大学…む、り…」


「お前の学力は充分だよ?がんばろう?カズヤ」


「な、んで…?」


俺はずっと聞きたかったことをきいた。


何で俺にそこまでしてくれるの?


なんで?


俺なにもできない。


何もかえせない。


なのになんで?


翔と雅紀は微笑んだ。


「言ったろ?忘れた?俺達はお前のこと、好きなんだよ?」


「それだけなんだよカズヤ…」


そう言って雅紀が抱きしめてくれた。


「だから安心して、俺たちに甘えろよ。カズヤ…」


切ない声だった。


俺は雅紀の背に手を回した。


翔も俺の後ろから抱きしめてくれた。


「カズヤ…俺達、お前のこと大好きだよ」


ありがとう…


ありがとう。お兄さんたち。


ほんとにほんとに嬉しいよ…


「でも…お兄さんたちの大事な人は…?」


ふたりはふふっと笑った。



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