• テキストサイズ

ヘブンズシュガーⅠ【気象系BL小説】

第22章 カズヤ


空港の出口を出ると、翔に電話した。


「ごめん…遅くなった。今、ついた」


『うん。言ったところに出れた?』


「うん。多分ここで合ってると思う」


暫く待っていると、俺の前に車が止まった。


窓が開いて、雅紀が顔を出した。


「カズヤ!?」


「え?」


「どうしたの!?その顔色」


「あ、なんかおかしい?」


「真っ青だよ…翔ちゃん…」


そういうと、運転席の翔に振り返る。


翔も俺の顔をじっとみる。


「早く乗りな、カズヤ」


そういうと、雅紀が降りてきてくれて荷物を持ってくれた。


車に積むと、俺の腕を引っ張って乗せてくれた。


そして俺の隣に雅紀は乗り込んだ。


「とにかく、行こう」


そう言って翔は車を出した。


雅紀は俺の肩を抱いてくれた。


そのまま胸にもたれさせてくれたから、俺は目を閉じた。


そのまま眠りに落ちていった。




俺はロンドンを飛び出すときに、最後の賭けに出た。


まだベッドで横になるパパに、言ってみた。


「俺、好きな人ができた」


そう言ってみた。


「…お前に何ができるんだ…」


そういってパパは寝てしまった。
/ 771ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp