第20章 櫻井翔のキケンな夜会 2
潤に抱かれながら、ぼーっとしてきた。
ゆっくりと息をしているうちに、だんだん酸素が入ってきた。
そのままトロトロと眠りそうになった。
「ごめん…翔…」
潤が泣いた。
なんで泣くの?
ごめんね。俺の方こそ…
約束守れなくて。
声にならなかった。
潤が俺をぎゅっと抱きしめた。
それだけで気持ちよかった。
起きていたかったけど、もう目が開かなくて。
俺はそのまま眠りに落ちた。
潤の腕はとても温かかった。
目が覚めたら、もう朝になってて。
潤と俺は裸のまま眠ってた。
俺は潤に抱かれて、しがみつくように寝てた。
顔をあげたら、潤がこちらをみた。
「あ…翔…大丈夫?」
「うん…大丈夫…」
あまりよく眠れなかったんだろうか。
潤の顔色が良くない。
「ごめんね…」
そう言って抱きついたら、潤もぎゅっと抱きしめてくれた。
「翔…好きだ…」
「潤…」
「好きすぎて、どうしていいかわかんないよ…」
そう言って俺の髪に唇を埋めた。
「俺もだよ…潤…」
抱き合っていたら、本当に幸せでたまらなくなってきた。