第20章 櫻井翔のキケンな夜会 2
正直にいうしかないと思った。
下手に隠したら、潤を傷つけると思った。
「襲われたんだよ…」
「えっ?」
「健くんに襲われた。無理やりだった」
「なんで…」
「好きなんだって、俺のことが」
「ええ!?」
「俺はっ…潤が好きだ!」
立ちあがって潤に抱きついた。
「潤…信じてくれ…」
潤が震えている。
ごめん…ごめん潤。
「ごめん…不安にさせた…」
「翔…」
「俺が好きなのは潤だけだから…」
そう言ってぎゅっと力を入れた。
潤の震えが止まった。
「どこにもいかないから…」
潤が俺の身体に腕を回した。
ぎゅっと抱きしめられた。
「翔…いやだ…もう健くんと会わないで…」
「うん…わかった…」
そんなこと、不可能なんだけど。
でもそうでも言わないと、潤の不安は拭えない。
「潤…大好きだよ…」
いきなり押し倒された。
潤の目が光った。
「翔、お仕置だよ?」
ああ…
やっぱりそうなんですね…
潤の手が俺の服を脱がした。
丁寧に脱がす。
激情に駆られて剥ぎ取られると思っていたから、びっくりした。
でも潤の手は震えていた。