第20章 櫻井翔のキケンな夜会 2
「なんでそんな大事なこと、俺に黙ってんの…?」
「いや、健くんとりあえずどいて…」
「俺、ずっと櫻井のこと狙ってたのに…」
「!?!?」
「好きだよ…櫻井…」
また健くんの唇が重なった。
え?なにこれ…
なんなの…
健くんの舌が、俺の唇を舐めた。
思わず口が開いてしまう。
舌が入ってきた。
あ、やばい。
健くんうまい…
俺の上顎を舌が舐めた。
思わず仰け反る。
だめだっ…
唇を引き剥がした。
「だっ…だっ…だめっ…」
「えー…なんで?」
「なんででも!」
「櫻井、俺のことキライ?」
そういってうるうるした目を俺に向ける。
女の子みたいにかわいい。
「や、キライじゃないけど…」
「じゃあ、いいじゃん!ちょっとくらい」
「だだだめですって!」
「ちぇ…しょうがねえなぁ…」
「え…?」
健くんはそう言うと、俺の上からどいた。
「俺、あきらめねーから」
そう言って楽屋から出て行った。
あの健くんが引いた。
一回言い出したら聞かない健くんが…
どうしよう。
これってマジってこと…?