第19章 櫻井翔のキケンな夜会
目が覚めると、俺は一人でベッドにいて。
身体を見ると綺麗にしてくれていた。
後ろの処理までしてくれたみたいだった。
潤を探そうとベッドから立ち上がろうとしたら、足に力が入らなくてその場に倒れこんだ。
バタバタっと足音がしたかと思うと、寝室のドアがあいて潤が入ってきた。
「翔!?」
「潤、ごめん。本当にごめん」
「え?」
「俺、潤しかいないから」
「翔…」
「好きだ、潤…」
「何言ってんだよ…」
「好きだって言ってんだよ…!」
「そんなこと、わかってんだよ!」
そう言うと潤は俺を抱きしめてくれた。
「わかってなきゃ…ここに閉じ込めて監禁してる…」
そう言って痛いくらい俺を抱きしめた。
安心した俺は、身体を全部潤に預けた。
実は足どころか全身上手く力がはいらなかった。
また意識がだんだん遠くなる。
完全に落ちる間際、潤の声が聞こえた。
「翔、好きだよ…」
俺は天国へいった。