• テキストサイズ

ヘブンズシュガーⅠ【気象系BL小説】

第19章 櫻井翔のキケンな夜会


いつもなら寛ぐバスタイムもそこそこに上がってきた。


髪を乾かしてリビングに戻ると、潤はうたた寝をしていた。


ラッキー!!


俺は速攻で潤にタオルケットをかけた。


部屋の照明を落とし、快適に寝ていただける環境を整えた。


テレビは消せない。


一回うたた寝している時に消したら、酷く怒られた。


見てないくせに。


せめてもの抵抗で、チャンネルを変えてみた。


起きない。


しめしめ、という言葉がこれ程似合う気分はない。


22時を過ぎる。


もうすぐ放送だ。


俺はあえて他のことを考えるようにした。


潤の寝顔をみながら、まつげに何本マッチが乗るだろうかとか。


眉毛を繋げたらどんな顔になるんだろうかとか。


いっそ眉毛を薄くしてみたらどんな顔になるんだろうかとか。


想像しているうちに、楽しくなってきて思わずクスクス笑ってしまった。


寝ていると天使みたいなのに。


口の端からちょっとよだれがこぼれてきた。


指の先でそっと拭う。


透明な液体を俺はそのまま口に運んだ。


どんなに火車でも、この男のこと心底好きなんだよなぁ…


これが惚れた弱みってやつだ。

/ 771ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp