第18章 雷鳴
ベッドに沈み込む。
「潤…?」
潤は居ない。
「潤…どこ行ったの…?」
汗にまみれた身体を起こす。
部屋を見渡しても、潤の姿はどこにもなかった。
雷鳴が、響く。
光がストロボのように部屋で瞬く。
床に潤の脱ぎ捨てた服が落ちていた。
拾い上げ、匂いをかぐ。
「潤…」
そのシャツを身にまとうと、先程まで履いていた濡れたジーンズを履いた。
そのまま濡れたスニーカーを履いて、部屋を飛び出した。
滝のような雨に打たれながら、道路を走る。
走った先には山がある。
生い繁る木をかき分け、山の斜面を進む。
その先には、掘り返したばかりの土が盛り上がっていた。
急いでそこを掘り返した。
1メートルほど掘り返すと、手で掘り返した。
「あ…」
出てきた…
そっとそれに手を触れる。
まだやわらかい…
土をどけると、腕をとって起き上がらせた。
唇にキスをする。
冷たい…
土の味がする。
「潤…」
名前を呼ぶと、その表情が和らいだ。
「愛してる…」
雨が俺たちを打ち付ける。
ストロボみたいな光が、俺達を照らしてる。
一際大きな雷鳴があたりに響いた。
潤の身体を寝かせて、その足を割り開く。
「潤…ね…ちょうだいよ…欲しいよ…」
ジーンズの前を開けると、滾った己を取り出した。
「お前が…欲しいんだ…」