• テキストサイズ

ヘブンズシュガーⅠ【気象系BL小説】

第3章 夢に舞い、恋に舞う 2


買い物から帰ると、買ったものを仕舞って、やっと一息。


コーヒーを淹れて、お師匠の勉強部屋へ持っていく。


「お師匠さん。コーヒーが入りました」


「ん」


襖を開くと、お師匠は文机に向かって、何か書いている。


大抵、お礼状とかそういうの。


朝のうちに済ますのが習慣になってる。


「こちらに置いておきますね」


あ、そうだ…


二宮さんのメモ。


「あと、これ…」


「ん?」


「二宮さんから預かりました」


「そうか」


お師匠は地図を見ると、丁寧に折りたたんで、胸ポケットに仕舞った。


なんだか嬉しそうな顔してる。


「あ、雅紀」


「はい?」


「風呂掃除しといた」


「ええっ!?」


「いいよ。いつもお前がお仕舞いちゃんとしてくれるから、軽く洗っただけだし」


「でもそんなっ…すいませんっ…」


「いいから…あれ?お前のコーヒーは?」


「僕はお台所で…」


「一緒に飲もう?」


お師匠は微笑むと、マグカップを持って立ちあがった。


一緒にお台所まで行くと、棚を漁って、甘いお菓子を見つけ出す。


「それが食べたかっただけじゃないですかぁ…?」


「そんなんじゃないよ…ばか」
/ 771ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp